ホワイトニング
- ホワイトニングとは・・・
- ホワイトニング治療の特徴
- 医療用のホワイトニングと
セルフホワイトニングの比較 - ホワイトニング治療の種類と違い
- ホワイトニング治療が
受けられないケースについて - 当院が取り扱っている
ホワイトニング剤について - ホワイトニング治療に
関する注意事項
ホワイトニングとは・・・
ホワイトニングとは、黄ばんだ歯を漂白(ブリーチング)し、白くて美しい歯に仕上げる治療法のことです。「自信のある笑顔を作りたい!」「結婚式には綺麗な歯で出たい!」「接客している相手に印象をよく見せたい!」など、様々な理由でホワイトニングをされる方が増えてきています。
ホワイトニングには、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う「オフィスホワイトニング」、ご自宅でマウスピースや薬剤を使って行う「ホームホワイトニング」、両方を並行して行う「デュアルホワイトニング」があります。
当院ではご希望される白さやスピード、色の持ちのよさ、ライフスタイルなどによって、患者様に適した方法をお選びいただけます。
ホワイトニングを始める前に
歯の着色には、コーヒーやタバコによるもの、加齢によるもの、全身疾患によるものなど、さまざまな原因があります。
ホワイトニングでは、歯に蓄積された着色を削ったり、人工物を付けたりせず、歯そのものを白くします。
施術前には、むし歯や歯周病などの診査や、ホワイトニングに関するカウンセリングを充分にした上で、施術を行います。
ホワイトニング治療の特徴
メリット
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01
美しさ
歯の色が明るくなるため、美しく若々しい印象を与えます。
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02
自信
歯の黄ばみが改善されることで、自信が持てるようになります。
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03
人間関係
白い歯は清潔感があり、人間関係をよくすることができます。
デメリット
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01
歯がしみる可能性
ホワイトニング剤により歯がしみることがあります。
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02
エナメル質の傷つき
歯に負担をかけることでエナメル質が傷つくことがあります。
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03
一時的な効果
ホワイトニングをした後も、食生活やタバコなどの影響で再び黄ばんでしまうことがあります。
医療用のホワイトニングとセルフホワイトニングの比較
医療用ホワイトニング | セルフホワイトニング | |
目的 | 歯を内側まで白くする。 | 歯の外側の着色を除去する。 |
行なう場所 | ●オフィスホワイトニング →歯科医院 ●ホームホワイトニング →ご自宅など(歯科医師・歯科衛生士指導のもと) |
セルフホワイトニング専門店、美容室、エステサロン、ご自宅など |
ホワイトニング対象 | •歯の表面についた着色汚れ •歯の内部に沈着した色素 |
歯の表面についた着色汚れ |
ホワイトニング方法 | ホワイトニング材料(医療機器) (成分:過酸化水素または過酸化尿素) |
化粧品やホワイトニング歯磨き粉 (成分:重曹、ポリリン酸など) |
ホワイトニング治療の種類と違い
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、専用の薬剤とライトを使って歯科医院で行うホワイトニングです。施術時間1時間30分〜2時間で、1回の施術で歯を白くしますので、一度の施術で白さの実感が期待できます。
処置の際に知覚過敏のようにしみる可能性がありますが、専用の薬剤に専用のマウスピースで防ぐことも出来ます。
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メリット
- 資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が施術を担当するので、ムラが少ない仕上がりになります
- 1回の施術でも、ホワイトニング効果を得やすい。
- 時間がない方に最適です。(結婚式を間近に控えている方など)
- 必要に応じて歯のクリーニングを同時に対応できます
- 処置時に何か異常を覚えた時も適切な処置ができます
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デメリット
- ホームホワイトニングに比べ、患者様によっては料金が割高に感じる場合があります。
- 歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になります。
- 薬剤を使用する際、痛みを感じたり、沁みたりする場合があります。
ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングのことで、自分の専用のトレーやマウスピースを作り、そこにホワイトニングジェルを流して、歯を漂白する方法です。1日2時間。自宅で2週間、徐々に歯を白くしていきます。
オフィスホワイトニングで使用する薬剤に比べて低濃度の薬剤を使用するため、少しずつ歯を白くすることができます。そのため、周囲の方には、自然に歯が白くなっていった印象を与えることができます。
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メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい。
- ホワイトニングの効果が持続しやすい。
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い。
- 色戻りがしにくい。
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デメリット
- オフィスホワイトニングに比べ、薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかります。
- オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなります。
- ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付けなくてはなりません。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する治療です。費用はかかりますが、はっきりとした白い歯にすることができ、歯の白さを長期間保つことができます。
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メリット
- 色戻りがしにくく、ホワイトニングの白さが持続する
- 短期間でも白さがアップする
- 色ムラが少なく、より自然な白さを引き出せる
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デメリット
- オフィスとホームホワイトニング両方の治療をする都合上、コストがかかります。
- オフィスとホームホワイトニング両方の治療をする都合上、痛みを感じる可能性が増します。
- ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付けなくてはなりません
ホワイトニング治療が受けられないケースについて
ホワイトニング治療が受けられないケースについて
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ホワイトニング治療に適さない方
- 15歳未満の患者様
- 無カタラーゼ症の患者様
- 妊娠・授乳中の女性
- 歯科治療で用いられる材料にアレルギーのある方
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オフィスホワイトニングに適さない方
- 気管支喘息などの呼吸器疾患
- 光線過敏症
(湿布などのお薬の影響で発現することもあります。)
ホワイトニング前に処置が必要なケースについて
- 健全でない歯(虫歯等)
- 重篤な歯肉炎、歯周炎
- 知覚過敏を有している。
- 歯の詰め物が破損している。
当院が取り扱っているホワイトニング剤について
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●オフィスホワイトニング
当院が使用している歯科用ホワイトニング剤の特徴は、マイルドで歯に優しい処方の薬液を使用しているのに高いホワイトニング効果を得られることです。
従来のオフィスホワイトニングでは、過酸化水素濃度の高いホワイトニング薬剤が知覚過敏を引き起こしがちなことが問題です。
過酸化水素濃度が低濃度でも高いホワイトニング効果を得られる工夫が施された薬剤です。
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●ホームホワイトニング
ホワイトニングジェルは、水となじみやすく有効成分が唾液や歯の表面に浸透しやすいため、しっかりと作用します。ホワイトニングジェルが唾液に溶けにくいため、ムラなく白くすることができます。お口にはめていただくマウストレーは、柔軟性が高いため違和感が少なく長時間のホワイトニングも快適に行えます。
ホワイトニング治療に関する注意事項
ホワイトニング実施後の注意事項について
医療ホワイトニングの効果には個人差があります。
多くの方には良好な結果が得られますが、歯の質、変色の原因などの違いにより、その効果に個人差があります。
また、医療ホワイトニング後は徐々に元の歯の色に戻ります。
●ホワイトニング後24時間以内
色の濃い飲み物・食べ物(コーヒー、カレー、赤ワイン等)、酸性度の高い飲み物・食べ物(炭酸飲料等)、喫煙は控えていただくことをおすすめしています。
●白い縞模様(ホワイトバンド)や斑点(ホワイトスポット)
時間が経つと、目立たなくなっていきます。
●詰め物
白くなりません。
●知覚過敏
ホワイトニング中もしくはホワイトニング後に知覚過敏症状が現れることがあります。症状のほとんどは一時的なものですが、症状がおさまらない場合は、歯科医院へご相談ください。