よくある質問
磨き過ぎたらダメって本当?正しい磨き方は?
歯に磨き過ぎはあるのでしょうか??
実は、、、、、、、あります!!
どうして歯は磨かなければならないのに、磨きすぎるといけないのでしょうか?
例えば、今お持ちのスマートフォンやパソコンをタワシで擦り続けるとどうなると思いますか?
恐らく強化ガラスを使用しているのですぐには画面に変化はないかもしれません。
しかし、強化ガラスを使用していない部分にはタワシによって少しづつ傷が入っていくと思います。
さらに擦り続けているとフィルムが剥がれ、徐々に画面にも傷が入っていくことでしょう。
加えて、歯磨きには歯磨き粉を使用します。歯磨き粉の成分には研磨剤と呼ばれる、細かい粒子が入っています。
この研磨剤を使って、歯の表面をほんのわずか一層削って歯をツルツルにしているのが実際の歯磨きなのです。
ですので、磨きすぎると歯を削り過ぎてしまい歯に窪みを作ってしまったり、歯がしみてしまったりすることがあります。
また、圧力には十分注意が必要です。圧力が強ければその分歯の表面を削り過ぎてしまいます。
圧力を弱めるのには歯ブラシの持ち方が重要です。
添付画像にあるように、パームグリップと呼ばれる歯ブラシをグッと掴んでしまう握り方だと、どうしても力が入ってしまい、歯を削り過ぎてしまう可能性が高まります。
歯ブラシの正しい持ち方はペンを持つように握るペングリップです。
ペングリップであれば、パームグリップに比べると力を入れすぎることなく磨けると思います。
是非、持ち方に気をつけて、磨き過ぎも負担になってしまうということを知った上で日頃のケアを行って頂けますと幸いです。
また、歯磨き粉の成分(フッ素の有無、濃度、粒子の細かさなど)や歯の表面だけでなく歯と歯の間を磨くフロスや歯間ブラシの使用など清掃補助器具を使った正しいケアの仕方、磨き過ぎない方法はそれぞれのお口の状況によって様々ですので、是非お近くの歯科医院で自分のお口に合った正しい口腔ケアの方法をお尋ね頂けると幸いです。
あなたのお口の健康を思って、当院ではお口から全身の健康へのお手伝いを致します。
ここまでお読みくださりありがとうございました!!